
ESGアクセラレータープログラムで泰山の持続可能な発展を支援します
ESGとは環境(Environment)・社会(Social)・ガバナンス(Governance)の頭文字を取ったもので、コーポレートガバナンスの範囲を指し、環境と社会への影響を考慮しなければなりません。 これは企業の社会的責任(CSR)よりも企業の責任の直面していることがより理解でき、次世代を迎えるための必要な投資でもあり、さらにこれは現在の投資の新しい概念となっており、ポイントは企業内部への投資で、外部への投資ではないということです。
2020 年下半期、外資系企業が私に対してESGの手法について尋ねるようになったことを嬉しく思っています。ESGは既に週刊誌・雑誌・セミナーの話題ではなく、企業が経営倫理を持っているか、環境と社会に対して重大な影響を及ぼすかを判定することが一般的になり、このような価値観が既に形成されていると感じております。 このような思想の流れによって、全ての企業が生産と管理責任と向き合うことで、消費者が目覚めた後のいわゆる「社会的責任消費(SRC)」に対応することができ、国連のSDGs(持続可能な開発目標)の目標12 に本当に到達できることが予見可能です。
過去5年間、経営陣と従業員が一致団結して、企業の健全性を向上しながら事業の成功をもたらしました。得られた利益を配当に反映することに加え、ESGの実現に向けてさらに邁進し、各界の企業への期待に積極的に応えております。 私は多くの人は誠実で地球を愛し、人を大切にする企業を支持すると信じておりますので、泰山企業はすべてのステークホルダーへのフィードバックにさらに努め、皆様の期待にお応えして参ります。
昨年70周年を迎えた泰山企業は、100周年に向けてこれからも邁進します。 私は現在の経営方針の下、常に全ての管理職と一般社員が誠実さを重んじて責任ある生産者となり、個人の私欲と外部からの誘惑を排除することで、会社の株価が再び最高値を記録して、成長曲線を描き、その勢いを維持するための努力をして参りました。 このESGのDNAが泰山の中で浸透し、一種の信仰のようになっていますが、信じるからこそ力になるのです。この使命と責任がなければ、外部環境の変化に左右されることは避けられません。 私が創造したいのは「良いサイクル」で、私たちだけで十分に、他の人にも良い影響を与えることができるということです。これこそが泰山の影響力です。
だからこそ、法に則った制度の構築・組織機能の強化・人材の選抜・育成・確保の重視など、コーポレートガバナンスの基礎および規範から着手しました。 炭素の排出量と価格・エネルギー効率の改善・水資源のリサイクル・廃棄物のリサイクル経済・温室効果の環境リスク・労働力不足などの問題に直面した時、誠実・正直なチームが協力してこそ、責任感があり、利害関係のバランスが取れた解決策を見出すことができるのです。
これは決して簡単な道ではありませんが、正しい道です。70年の歴史を誇る大企業の考え方や習慣を変えるには、まずは経営から着手して、環境や社会的な目標を実現していく必要があります。 弊社は上場企業の一企業として資本市場から調達した資金は社会の財であり、社会から得たものは社会へ還元して参ります。私は「まわりに利益をもたらしてこそ、自分たちに利益をもたらす」と強く信じています。
董事長 詹逸宏